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鎌倉ケーブルテレビ・チャンネルガイドにて連載!
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 冬から春へ、グレーからやわらかなパステル色へ。鎌倉を包む色や空気が大きく変わる三月。こぼれるような暖かな日射しに誘われて、鎌倉駅から材木座方面へと足をのばしてみましょう。動き出した春の力強さが靴底から伝わってくるような、不思議な感覚。辺りを満たす、丸みを帯びたやさしい空気。なんだかやけに語りかけてくる、春めいた香り。歩いてみれば、分かります。


大巧寺

 まずは大巧寺。若宮大路から小町大路へ通り抜けることも出来るこのお寺は、買い物帰り等に立ち寄って手を合わせる人の姿も多く、地元の人たちにとって親しみのあるお寺です。きれいに整備された境内は、あたたかな春へと衣替えの季節。やわらかな色合いのミツマタ、そしてみずみずしく清楚な佇まいの利休梅…。その他、足もとに咲く小さな春も探してみて下さい。このお寺の草花には一つ一つ名札が付けてありますので、時間を掛ければ掛けただけの喜びがありますよ、きっと。


来迎寺・ミモザ

 大巧寺から小町大路に抜け、しばらく歩いて材木座方面へと向かいましょう。潮風のにおい、生活のにおい。いつかどこかで見たような、懐かしいホッとする空気感が漂うこの街には、春の陽気がよく似合います。


来迎寺・ミモザ

 まずは、少し奥まった場所にある来迎寺。この季節、門前をふわふわと黄色く染め上げるミモザはぜひ見ておきたいところ。見上げるような大ぶりの木に、小さな黄色いまんまるの花がいっぱいに咲いて、ころころと風に揺れる様はなんともかわいらしい!緑の葉と黄色のコントラストが目に爽やかな咲き始めの頃、そして一面黄色に埋め尽され、少ししんどそうに風に枝を揺らす満開の頃、どちらもそれぞれの魅力があります。


九品寺・ボケ

 さて、次は九品寺へ。例年三月中旬くらいからボケの花が咲き始めます。鮮やかな赤と白、ふっくらとした花がパーッと開くと、普段は静かな境内が一気に華やかになり、まさに『春の宴』の様相。ボケというやや曖昧な響きを打ち消すかのように、明るく元気いっぱいに咲くこの花には、心をワクワクと明るくさせるパワーがあるような気がします。

 さて、次は光明寺です。三月下旬〜四月上旬の主役・桜の蕾のふくらみ具合を確認したら、ちょうど良い日なたを探してひと休みしましょう。あ、一番あたたかそうな場所には先客がいるかもしれないので、できれば静かに。光明寺の日だまりは、猫たちの優先席。呼吸に合わせてかすかに上下する白いお腹は、きっと日なたのにおい。全身でくつろぐ猫たちの傍らで過ごす、ぽかぽかと心地よい春のひととき。

〜鎌倉ケーブルテレビ・チャンネルガイド2008年3月号掲載〜



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