鎌倉好き集まれ!deskさんの鎌倉リポート・第145号(2010年6月10日)

六浦と朝夷奈切通し

称名寺

H22.6.10 称名寺赤門

H22.6.10 称名寺仁王門

六浦は鎌倉時代鎌倉の外港として栄えた。
ここに北条氏一族の金沢北条氏が館を構えていた。
その金沢北条氏の金沢実時が称名寺を建立した。

今日は称名寺をスタートし、朝夷奈切通しを通って
金沢街道を鎌倉へ向かうことにする。

H22.6.10 称名寺 池と金堂

H22.6.10 称名寺 太鼓橋と金堂

金沢文庫駅から10分一寸で称名寺につく。
赤門、仁王門をとおって境内に入ると
大きな池の向こうに金堂が立っている。脇には朱塗りの太鼓橋が池に映えていて、いい眺めだ。

新緑の中での風景は鎌倉一かもしれない。

金沢文庫

H22.6.10 金沢文庫

H22.6.10 金沢文庫

称名寺境内の奥にトンネルがあって、これをくぐると金沢文庫がある。
北条金沢氏が集めた書籍で作った金沢文庫にちなんだもので、神奈川県立の博物館だ。
この金沢文庫のおかげで、多くの書籍が現代まで保存されているとか。
現在は、絵画、仏像、書籍等が展示されている。

朝夷奈切通し

H22.6.10朝夷奈切通し入口

H22.6.10朝夷奈切通し 熊野神社

金沢文庫から金沢文庫駅に戻り金沢八景駅へ。
金沢八景からバスで朝日奈バス停へ。

ここから朝夷奈切通しを歩く。
ウイークデイともあって人はいない。
道は相当痛んでいて、土嚢などの補修の後が痛々しい。
峠近くで熊野神社への道を行く。
10分ほど行ったところで、杉木立の中熊野神社が立っていた。
山の中の神社としては思いのほか立派な神社に見えた。

戻って峠に。何もないが少し広い場所となっていた。
石壁に線刻の仏像が刻まれていた。道には置石かとも思われる石もあった。
降りは雨上がりのためか泥んこの道。
足を取られないように用心しながら歩く。

三郎滝を通って出口まで約1時間。
梶原景時太刀洗の滝はどこだかわからなかった。残念。

今日の鎌倉散策はこれで終わり。バスで八幡宮前のそばや“繁茂”で昼食、楽しいひと時を過ごした。

H22.6.10朝夷奈切通し 切岸

H22.6.10朝夷奈切通し峠の石仏

H22.6.10朝夷奈切通し石材の切り出し跡?

H22.6.10朝夷奈切通し 置石?

H22.6.10朝夷奈切通し

H22.6.10朝夷奈切通し 三郎滝