鎌倉好き集まれ!eggmanさんの鎌倉リポート・第33号(2005年2月14日)

広町の森の散策;第一回ローカルオフ会

霊光寺の鏝絵(こてえ)

江ノ電・七里ガ浜は藤沢からでも鎌倉からでもほとんど真中にあたり、鎌倉から 14 分、藤沢から 19 分ぐらいの駅です。
広町の森への入り方は、モノレールの西鎌倉からとか入り口はいくつもあります。今回は七里ガ浜の住宅地の中からのルートで入りました。

最初に寄ったのが霊光寺。すぐ近くまでうちがびっしり並んでいますが、ここから急に取って付けたように昔のままのひなびた姿をとどめています。 霊光寺へ向かう道にはがらくたの詰められたやぐらもあります。 近くの龍神池はちょっと前までは夜などほんとに龍が出そうな雰囲気でした。 ・・・二十年ぐらい前までのことです。

霊光寺にはみごとな鏝絵がありました。
広町の森については皆さんよくご存知の通り、kei さんが前から熱心にされておりますので、私の書くことは昨日 kei さんとてっぺいさんから教わったことの受け売りです。

この道は市道のようです。

竹のトンネル

田の跡

kei さんの言われるには二十年ぐらい前までは使われていたたんぼ。
山崎(中央公園)では市民の会(ボランティア)が耕しているはずです...

石切り場跡

ちょっと前までは市内の何ヶ所かで石切場の跡地が見られました。多くは住宅地となって、同じ形のうちがびっしり立ち並んでいます。広町の森は市が買い上げて保全する方向で進んでいますので、この石切り場跡も残るはずです。

鎌倉石についてこれまでにご紹介していますのでご参照ください。

保全・・・色々未解決の問題もあるようですが、熱心に活動されている方々の努力のお陰で広町はもっとも成功した例の一つと思います。
広町の森を三時間かけてほぼ全体を回った後、腰越で懇親会(前半の部)。なぜかそのあと、江ノ島にまでおまいりに行きました。

お店もいくつか開いていますが連休でも閑散としています。
鎌倉・藤沢への観光客がもっとみなさん泊まっていただければいいと思います。そのためには夜も楽しめるような街作りが必要かと思います。

写真は、江ノ島神社辺津宮(へつのみや;弁天橋から上がっていって最初のお宮)の展望台から撮ったのだったか...記憶も不鮮明...
この写真の真中の赤い明かりの道が弁天橋、両側は海、写真上の白い明かりは本土(藤沢・片瀬)、右が鎌倉、左が茅ヶ崎方面です。
懇親会後半の部は、弁天橋たもとの高いビルの中にて...終電まで...その後現実に戻りました。

江ノ島からの夜景