鎌倉好き集まれ!秀さんの鎌倉リポート・第16号(2003年6月24日)

東慶寺(No.2) .

受付け横のポスター&看板

東慶寺は鎌倉でも屈指の花の寺。
今回は、紫陽花と花菖蒲を観てきました。

シーズン中は、JR北鎌倉駅で下車する観光客の90%以上が
下りホームの臨時改札口へ殺到(?)。 従って、線路を隔てた
鎌倉街道沿いの東慶寺や浄智寺では、「比較的」静かな環境を
味わえます。(あくまで比較の問題ですが・・・)

*境内の松岡宝蔵には、今も多数の離縁状や当時の
 駆け込み状況を記した日記が保管されているそうです。
 

紅ヤマアジサイ(?)


清楚な感じのする『竹穂垣』をバックに
梅の古木の下で咲く紫陽花。
ホンの一部分にのみ紅を差して・・・・・。

梅の実は既にゴルフボール大になっていました。

ガクアジサイ(八重?)

 

 瓦屋根付きの『黒板塀』をバックに・・・・。
 白と緑の瑞々しさが冴えますネ。

<耳寄り情報>
   この板塀の中の水月堂に安置されている『水月観音半跏像』の
   拝観は、通常事前の拝観許可取得が必要との事ですが・・・・
   今なら、東京・上野公園で開催中の『鎌倉-禅の源流』展にて
   予約ナシでお目に掛かれますヨ。   

白蓮舎の入り口にて


境内の左手奥にある立礼茶席『白蓮舎』で一服。

順路の反対側に位置する静かな茶席から、花菖蒲を観ながらの
抹茶は格別。

*干菓子ではなく、上品な生菓子が出るのも嬉しいですネ。

茶席の入り口にて


八角形の大きな手水鉢には、トレタテのアジサイがドッサリと。

傘の形をした木製の蓋が、アジサイの美しさを更に
引き出している感じ。