鎌倉好き集まれ!鎌倉ほいほいさんの鎌倉リポート・第123号(2011年10月13日)

鎌倉 『秋』 散歩 10月13日 腰越 浄泉寺(じょうせんじ)・小動神社(こゆるぎじんじゃ)・満福寺(まんぷくじ)

◇浄泉寺(じょうせんじ)◇

 さて腰越のお寺をもう少し。先ずは、浄泉寺(じょうせんじ)です。赤い山門をくぐると本堂があります。国道134号線をはさんで小動神社(こうゆるぎじんじゃ)がります。かつては、この神社も浄泉寺の住職が、勤めていたそうです。

◇小動神社(こゆるぎじんじゃ)◇

 小動神社(こゆるぎじんじゃ)です。新田義貞が鎌倉攻めの戦勝を祈願したと伝えられ地だそうです。見晴台からの眺めが素晴らしいということで行きましたが、崩壊状態にあり立ち入り禁止でした。残念!

何故か狛犬が手ぬぐいを首と頭からかぶってました。

 

◇満福寺(まんぷくじ)◇

 さて満福寺(まんぷくじ)です。平家を滅ぼし凱旋してきた源義経は兄・頼朝の怒りを買い、鎌倉入りを止められたため、ここに逗留したとされるそうです。弁慶によって書かれた腰越状の下書きがこの寺に残っており、現在展示されていました。
 丁度江ノ電の線路を渡ったところに山門へ向かう石段が、あります。本堂向かって右には慈悲観世音菩薩がやさしいお顔で立ってらっしゃいます。
 境内には義経・弁慶ゆかりのものが沢山あります。それでは、ご覧下さい。本堂右奥には、義経が手を洗ったとされる井戸(写真左から二番目)や「開山行基菩薩、御加持瑠璃光水」と書かれた井戸水?(写真右端)がありました。
 左から順に腰越状を書くための墨をするために水を汲んだとされる「硯の池」「弁慶の手玉石」や、弁慶が腰掛けたとされる「弁慶の腰掛石」(写真上)、このお寺のアイドル(写真下)そして本堂に上がるとすぐに日本最大級と書かれた巨大な寿老人の出迎えをうけます。

◇見事な襖絵と鎌倉彫りの格天井◇

 本堂には、義経と弁慶に関わる襖絵や梅、牡丹、蓮、竹あるいは、鳳凰等々の鎌倉彫りの格天井が、見事でした。
 さて、満福寺の次は、遅くなりましたが、光明寺の十夜法要の様子を見に行きましたのでレポートします。

 次回、鎌倉『秋』散歩、光明寺十夜法要に続く。