鎌倉好き集まれ!鎌倉ほいほいさんの鎌倉リポート・第95号(2011年9月12日)

鎌倉 『夏』 散歩 9月12日 鎌倉 流鏑馬準備の鶴岡八幡宮

◇9月14・15・16日は鶴岡八幡宮の例大祭◇

蓮はほとんど黒い実が見える状態ですが、一部に花が咲いていました

 実は、9月12日は、龍口法難会と言う事で、腰越の「龍口寺」からスタートし、「妙本寺」、「常栄寺」、「妙法寺」そして「法性寺」をお詣りする事にしました。

 法性寺からは、久しぶりに大切岸、名越切通しへ行くことにしました。この他にも「大巧寺」の花を観に行ったので順次、レポートしようと思いますが、9月14日から始まる「鶴岡八幡宮」の例大祭のメーンイベントの1つである「流鏑馬神事」の馬場の準備を観に行きましたので順番は、変わりますが、先ずは、これからレポートします。

 では、ご覧下さい。

◇流鏑馬神事の馬場の準備状況◇

 流鏑馬馬場では、最終日の16日に行われる流鏑馬神事のための準備が進められていました。 
 馬が走る所は、地面が削られ砂が入れられます。そこで、そのため所々に砂山が出来ていました。



◇的のための準備◇

 直線百四十間(254.54m)の流鏑馬馬場に、一の的、二の的、三の的を設るそうです。そこで的を置くための塀造りがされていました。
 夕方、5時も過ぎていましたが、キューピッチで作業が行われていました。

◇埒(らち)とは?◇

左:左側がやや低い!                    右:右側が低い!

 柵のことを「埒(らち)」と呼ぶそうです。この埒は写真の通り、良く見ると右と左では高さが違うのが分かります。これが特徴だそうですが、これは、馬が走る方向の左側が高くなっていて反対側が低くなっているそうです。この高い方の埒を「雄埒」、反対側のやや低い埒を「雌埒」と呼ぶそうです。

 左の写真をご覧下さい。右側の埒(らち)が高いですよねぇ!で右奥に的のための塀が、見えます。


 と言うことで、鶴岡八幡宮の流鏑馬準備の状況でした。当日は、残念ながら観に行くことが出来ません!で、少しでもその雰囲気を味わいたくて行ってみました。
 如何でしたか?

 次回は、時系列に従って、9月12日の「龍口法難会」、腰越の「龍口寺」からレポート致します。続く・・・・・・・。