鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第1059号(2012年12月1日)

◇ 紅葉巡り 半僧坊 (はんそうぼう)

             
              遅くなりましたが、前号からの続きです。
              建長寺塔頭回春院から 「半僧坊道」 へ戻り、建長寺裏山の中腹に在る 「半僧坊」 に
              向かいます。
               ※ 以下の写真は12月1日撮影したものです。
            
             直ぐに鳥居が見えて来ます。 参道の両側には、ピンクの姫蔓蕎麦 (ひめつるそば) の
             花が満開でした。 石段下の狛犬付近の灯台躑躅 (どうだんつつじ) が真っ赤に燃えて
             います。
            
            石段脇に立ち並ぶ奉納幟のはためく中を上って行きます。 色付き始めた銀杏や紅葉が、
            時折日が射しこむと綺麗に輝きます。
            
            
            石段を上るのも、年々きつくなってきました。 (歳ですなぁ)  
            石灯籠や狛犬が見えてきたら中間地点。 この辺りも紅葉のスポットですが、未だ若干早い
            様でした。 それでも透過光で見るととても綺麗でした。  手水舎の在る急な石段の所まで
            来ると付近の山崖には、鼻高天狗や烏天狗が数十体睨みをきかしています。
            急な石段を上り切った所が、建長寺の鎮守 「半僧坊」 です。

            
                      
                          日の透きて燃出したる紅葉哉  (幸田露伴)

             
             本堂横の見晴台からは富士山が望めるのですが、今日は残念ながら見えませんでした。
             本堂前の展望台からは、建長寺の伽藍や相模湾が眺望出来ます。
             
              さらに、狭くて急な石段を、鎖に掴りながら上った所が、勝上献 (しょうじょうけん) の
              山頂です。 (献の頭には山が付きますが文字がありませんでした)
              丸太で出来た展望台からも、写真のような景色が眺望できます。
              さらに、天園ハイキングコースの尾根道を辿って天園に向います。
                                                           つづく