鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第124号(2007年8月22日)

炎天に咲く花「東慶寺」

     【北鎌倉駅ホームにて】

    

    明日(23日)は「処暑」

    「陽気とどまりて、初めて退きやまむとすれば也」

    とあるが暑さも半ば 朝からジリジリと照りつける

    太陽の下 北鎌倉「東慶寺」を訪ねてみました

    写真は炎天の下電車を待つ僧侶
                ・
       「心頭滅却すれば陽もまた涼し」



 
 開門時刻前に到着 一番乗りでした

 境内には打ち水がされていましたが「焼け石に水」状態

 山門を潜った左「秋明菊」が一輪だけ咲いていました

 別名 貴船菊  キンポウゲ科
 

     【東慶寺にて・秋明菊】

     【東慶寺にて・露草】



    

    世の中の人の心は つき草の

      うつろひ易き 色にぞありける

                (六帖より)



    


 

 女郎花 二もと折れぬ 今朝の秋

             (蕪 村)

     【東慶寺にて・女郎花】

     【東慶寺にて・百日紅】



    

    油蝉いま鳴きにけり 大かぜの

       名残りの著るき 百日紅のはな

                (斉藤茂吉)


 


 白雲の 中に花あり 杜鵑(ほととぎす)

                (紫 泉)

     【東慶寺にて・ホトトギス】

     【東慶寺にて・塩辛蜻蛉】



    

    
    蜻蛉が群れゐる中に彳(た)つ

               (山口誓子)