鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第314号(2008年9月27日)

◆ 北鎌倉 / 円覚寺 ・ 松嶺院 ①

◆ 萩の花真っ盛り…

   【参道の萩】

                        秋冷を心地よきとも思ふ旅  (稲畑汀子)

           北鎌倉の円覚寺塔頭の一つで山野草の寺として名高い 「松嶺院」では、秋の一般
           公開が行われていたので訪ねてみました。
           ※ 以下の写真は9月27日撮影したものです。

   【松嶺院山門】

   【 萩 】

                                           紅萩のこぼれてよりは紫に (安沢阿弥)

          山門を潜ると本堂の周りは秋の花々が真っ盛り。初めて見る花も何種かありました。
          特に萩の花は裏山の巡礼の小道へと続く参道を埋め尽くさんばかりに咲き誇っていました。

   【秋明菊】

   【楓の紅葉】

   【 萩 】

   【 萩 】

   【 紫 苑 】

   【吾亦紅】

    晴れ渡る天に紫苑の色を置く (稲畑汀子)       ゆれ止みて風ゆれ止みて吾亦紅 (稲畑汀子)

   【狸豆】

   【丸葉藤袴】

         初めて見ました。狸豆なんてユーモラスな花名ですね。
         花は青色の可愛い花ですが、狸の毛にも似た茶褐色の毛が生えているのが萼だそうです。

   【雁金草】

   【 段 菊 】

         こちらのカリガネソウは鮮やかな青紫色の花ですが、ユニークな花の形をしていますね。
         シベが帆掛け舟の帆のように見えるところから別名帆掛草とも呼ばれるそうです。

         背丈は低いですがこちらも青紫色の奇麗な花です。段々に咲くから段菊なんでしょうか。
         花名に菊が付いていますが、キク科の植物ではなく、雁金草と同じクマツヅラ科だそうです。

                                                       つづく