鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第590号(2010年3月10日)

☆ 大銀杏強風で倒れる 鶴岡八幡宮

           
          鶴岡八幡宮のシンボルであった大石段脇の大銀杏が、今朝4時40分頃強風で倒れました。

22・2・17撮影時の大銀杏

            
           昨夜からの霙まじりの強風が原因のようですが、根元から折れていました。
           樹齢800年から1,000年とも云われ、高さが30m・幹周りが6.8m 神奈川県の天然記念物
           に指定されていました。
            
           
          鎌倉幕府3代将軍源実朝を暗殺した公暁 (くぎょう) が、大銀杏の陰に隠れ待ち伏せして
          いたことから 「隠れ銀杏」 とも呼ばれていました。
           
          大木の割には、根の張りが少ないようにも感じましたが、石段や石垣に囲まれた場所も
          影響したのでしょうか。
          社務所の方に伺ったところでは、回復は不可能では?との事でした。
           
           見事な黄葉が観られなくなるのは寂しいですね。 大石段上から眺めた舞殿もちょっと
           殺風景に映りました。