鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第824号(2011年8月23日)

◇ 開山忌 2011 北鎌倉 / 建長寺 (けんちょうじ) ③

             
             遅くなりましたが、前号からの続きです。 
             14:00から仏殿で行われた 「開山毎歳巡堂」  開山様大覚禅師の坐像が仏殿から
             法堂 (はっとう) に遷されます。
             
            鐘楼の梵鐘 (国宝) と仏殿横の鐘が交互に鳴り響き、大法要は厳かに営まれます。

             
             建長寺官長吉田正道老師、大勢の僧侶がお経を唱えながら法堂内を巡ります。
             午後からは青空も広がり、気温も上昇する中、堂内は熱気で、巡堂する僧侶の額にも
             汗が噴き出ていました。
             
             法堂での法要を終えた一行は、西来庵の嵩山門を潜り開山堂へ向かいます。
             嵩山門 (すうざんもん) から先は一般人は立ち入り出来ません。
             西来庵は、厳しい修行が行われる専門道場の在るところです。
             因みに 「建長汁 (けんちんじる)」 は建長寺が発祥の料理ですね。
             
            仏殿横の鐘と梵鐘が、それまで交互に一回づつ撞かれていたのが、一行が嵩山門
            を潜り終えると二回撞かれて終わりました。
            24日は、大覚禅師坐像が法堂から仏殿に戻り安置されるようですが、残念ながら
            行かれませんでした。
                                                             完

               訂正とお詫び : ?822号の説明文中最後の、「法堂に向います。」 は 
               「仏殿に向かいます。」 の誤りでした。  訂正してお詫び申し上げます。