鎌倉好き集まれ!一止散人さんの鎌倉リポート・第13号(2003年4月9日)

長谷から坂ノ下へ

木全体がピンク色に。

 光則寺、樹齢150年のカイドウは、8分咲きくらい。

 枝先を覆ってしまう見事な咲きぶりで、竹の棚がこぼれる花をしっかり支えています。向かい側の若木はまだまだかないません。「若いモンには、負けておれぬ!」と言っているような、貫禄がありました。
 可憐な花とは裏腹に、幹はどっしりとして重い。手術を受けたような痕もあって少し痛々しい感じも、、。それでもよく頑張っていると思います。
 根元に群生するオキザリスの黄色もまぶしくて、カイドウの名脇役です。

しっかり生きてる。

大サービス!

 「おおっ、開いた開いた!」

 境内の左から、突然の嬌声。ヨッシャ!と思って行ってみたら、見せてくれてました、孔雀君。さらに、ちゃーんと自分から一回転して、後ろも見せてくれたのにはビックリ(°o°)サービス精神旺盛です。一体いつから飼われているのでしょうか?
 
 光則寺の門が見える辺りから、「クワァーッ!」と大きな声がしたら彼のです。長谷の山に響く孔雀の声、、なんともユニーク。
 坂ノ下・御霊神社は大好きな場所。

 境内の中、鳥居の前に立つと海からの風がスーッと抜けて、とても心地いいのです。目の前を通る江ノ電も楽しいし、電車が通り過ぎた後の静けさもイイ。
 
 小一時間、何にもしないでノンビリしていたい場所。

カン、カン、カン、ガタンゴトン、、、。

 線路沿いの路地で、昔の地番表示を見つけました。
 程よく錆びたところに、味があります、、。