鎌倉好き集まれ!山田海人さんの鎌倉リポート・第324号(2008年1月16日)

レートクレームなど

 鎌倉の海は波が変わることなく打ち寄せて


 います。
 今日も昔のレートクレームの容器を

 タイムカプセルのように打ち上げて

 くれました。 有名な平尾昌晃さんの

 実家が明治42年ごろから製造していた

 女性用化粧品の容器です。完品でした。
 これは江戸時代の五弁花の陶器のかけら

 です。百年以上も前のものですが鎌倉の

 海は大切に保存してくれていました。
 700年前の青磁だってこうして大切に保存

 されていて、このかけらは大シケにあった

 船の中で割れたものです。海へ落ちてから割れた

 ものではないのです。
 これは梅の花ですが 昔の花見はサクラでは

 なく、梅見だったんです。

 丁度絵柄も季節にあわせて打ち上げてくるのは

 鎌倉の海の不思議さなのでしょうか?