鎌倉好き集まれ!山田海人さんの鎌倉リポート・第9号(2005年5月23日)

沖から流れつく香りのもの

流木が流れ着いていた


 鎌倉の海には黒潮に流されてきた流木などが寄せられていま
す。これだけ大きな流木は鎌倉では珍しい、流木と言えばお香
の始まりも流木で漁師が流れ着いた流木の一部をたき火にくべ
たところ、何ともいえぬ良い香りがして、香木であったことが
判って、お上へ献上された。聖徳太子のころのことです。

 お香といえば、海岸に寄せられたガラスビンには香水の
ビンがかなりあります。 香水は値段が高く、少量づつ売
っているので小さなガラスビンになりますが、ガラスの厚さ
と容器の小ささで丈夫なガラスビンとなります。
 荒波にもまれても壊れにくいガラスビンが香水のビンです
から海岸のすみに打ち寄せられるゴミの中などに香水のビン
が落ちていることがあります。

香水のビンも流れ着く

細長いガラスビンには何が入っていたのでしょうか?


 時には小さく、そして高級感のあるガラスビンが打ち
あがりますが、口の部分が大きなものは液体ではなく、
錠剤が入っていたのでしょうか? よくガラスビンには
ガラスに文字(エンボス)が書いてあるのですが小さな
ガラスビンには文字も書き込みずらいのか書いていない
ものがおおいいようです。