鎌倉好き集まれ!クニケンさんの鎌倉リポート・第13号(2003年1月24日)

落ちつきたいときには

浄妙寺と月

 


 薄っすら月がかかった浄妙寺、このお寺の本堂の屋根の曲線がすごく美しく好きです。参道からこの本堂を見ると本当に造った人が、『どうだ綺麗だろ』って自慢しているみたいに感じます。

風流を絵に描いたよう

 浄妙寺の裏手にあるのが喜泉庵と言う茶席、枯山水の庭を見ながら抹茶をいただく。
これが日本だ私の国だなんて感じ?
 この光の加減と花一輪絵になりますよね。

竹の寺・・・報国寺

 竹の寺として超有名な報国寺、私が今一番好きな海蔵寺に出会う前の№1がこの報国寺でした。もう15年ぐらい前になりますが鎌倉に初めて女性と行ったのがこの報国寺。ちょっと気取ってこのほの暗い竹の庭を歩いて抹茶を飲んだような記憶があります。
 この時の印象にあるのは竹がいたずら書きで一杯だったのが残念だった気がします。今はすごく綺麗な竹ばかりでいたずら書きも無いようでした。

竹に囲まれた地蔵さん


 報国寺の竹の庭には灯篭と地蔵さんがいくつかあります。竹の深い緑色とこの石の灰色がすごく落ち着いた雰囲気をかもし出しています。
 敷石沿いに歩いて庭を散歩していると、上空で風が吹くと竹の枝がゆれて光が差したり風を切る音がしたり、いくら居てもあきません。