鎌倉好き集まれ!まこたろうさんの鎌倉リポート・第12号(2008年2月24日)

冬から春へ 二階堂を歩く 鎌倉宮②

土牢(つちろう)

 大塔宮護良親王(おおとうのみやのりながしんのう)は父親の後醍醐天皇と幕府倒幕と天皇親政の復活(建武の中興)で活躍しましたが、足利尊氏に捕えられ、こちらの土牢に幽閉され1年後に28歳の若さで処刑されました。その処刑場となった東光寺が現在の鎌倉宮のある土地にあり、建武中興に尽くした親王の終焉の地に明治天皇の勅命で神社造営し、自ら社号を鎌倉宮と名付けたそうです。
 境内は厳かでとても静かです。木々もたくさんあります。
 1959年(昭和34年)から毎年秋(10月8日~9日)に鎌倉薪能(たきぎのう)が行われます。