鎌倉好き集まれ!鎌倉萌之蔵さんの鎌倉リポート・第10号(2005年11月3日)

第一種接近遭遇

11月3日、今日から6日までの4日間、円覚寺と建長寺で寶物の風入れが行われます。
っとなるとホラ、レポートNo.5に登場した例のアレ"海獣蒔絵"にお目にかかれるのです。
こりゃ~休日出勤なんかしていられない。仮病を使ってでも円覚寺へ!!
秋の行楽シーズンだけあってさすがに人出が多いようで、午前中から鎌倉街道は渋滞の様子。
円覚寺前も大勢の人がいらっしゃいました。
勅使門まえで受付けを済ませ例の飛龍にご挨拶。どうか海獣サマにめぐり逢えますように。。。
貴重な寶物を粛々と眺めながら大方丈を半ばまで過ぎた頃、ん? キター!!
ついにあの"梨地螺鈿海獣蒔絵手箱"にめぐり逢えたのです!!
会場内は撮影禁止のため、近くにいたオジサマにえんぴつを拝借して必死に書き写したのがコレ!!

ひゅ~るりぃ~ ひゅ~るりぃららぁ~♪ 絵心ゼロ。寒すぎるほどヒドイ絵だ。。。

まぁソレはソレとして、ナリタブライアンを彷彿させる美しい姿に亀の甲羅、額には一本の鋭い角。
馬なのか?ユニコーンなのか??
翼はなかったもののスバラシイの一言に尽きる逸品でした。
他にも天人形吊し香炉とか南京獅子像とか、変でかわいいものたちや、歴史を感じさせる逸品を間近で楽しむことができます。
期間中は舎利殿も公開されてますので、興味のある方は是非どうぞ。
そうそう、帰りは"見晴茶屋"での一服をお忘れなく。。。

舎利殿の中は撮影禁止ですのでご注意下さい。