鎌倉好き集まれ!もくれんさんの鎌倉リポート・第13号(2003年1月19日)

美味しかったヮ!_(._.)_・・・ 稲村ガ崎の海の幸

  向こうが 稲村ガ崎

稲村ガ崎の海岸に出ると、いっぱい海草が海岸に打ちあげられていました.
お孫さんといっしょの女性のひとが、なにやら拾ってビニール袋に入れているので「何を採っているのですか?」と聞くと、「わかめですよ」いわれました。
沢山の海草のなかで、食べられるのは「わかめ」でけで、その「わかめ」は「こんなんよ」と教えてくださったのですが、私には区別がつきませんでした。
お孫さんも「これっ」って持ってくるのですが、「違うよ」って。遊びながら、海の幸が得られるなんて! 近くの人は幸せだな って感じました。

 波打ち際の わかめ採り

海の中では、ながーい長靴?をはいた漁師さんらしき人が、長いさおを持って、「わかめ」を採っていました。専門家です。打ち上がる日は日によって違って、漁師の人にもわからないそうです。
わたしも波打ち際の打ち上げられた海草を探してみましたが、諦めて去ろうとすると、漁師のおじさんが、「これ やるよ!」って 採れたばかりの沢山のわかめを差し出して、わたしに呼びかけてくれました。「エー! いいの?」\(^o^)/ ヤッター!
「うまいよ! 酢の物がイイかな」って。軸のほうも細かく刻んで包丁で打つようにすると、納豆みたいになって、ご飯にかけるといい。と料理法も教えてもらいました。

こんなこともあろうかと、「ほっつき歩き」のときは、ビニール袋を持っていたので、ありがく頂戴しました。「ほっつき歩き」には わらび、銀杏、つくし、貝等々 ビニール袋が必需品ですよ。折角戴いても、ビニール袋までは用意してくれませんからね。

  もらった わかめ

さっそく 家に帰って、熱湯で茹でました。 と みるみる 真っ緑のこんなに綺麗な色見たことも無いような色に変身しました。
そうして すし酢(我が家では、三杯酢でなく すし酢を使っている)に入れて食すると、美味しいの!何の! プリプリ、ムチムチ。
わかめがこんなに美味しいなんて、初体験です。
よくスーパーやデパートや新鮮料理店などにあるけれど、正真正銘採り立てだもの。一味も二味も 違ったわね。 稲村ガ崎の海の幸に乾杯!って・・・ いい酒の肴に・・・
翌日、残りの酢の物は、どこにでもある「わかめの酢の物」に変身していました。やっぱ新鮮さが命だねって感心しました。

 遭難の碑の像から 江ノ島方面を

新田義貞が 海の水を引かせたので有名な稲村ガ崎。今はサザンのほうが有名かな?

逗子開成高校の遭難の碑もまた 歌で有名です。
「真白き 富士の嶺 緑の江ノ島」 と唄われたように、江ノ島の横に今日は薄いながらも富士山がぽっかりと白い頂を、海のうえに浮かんでいました。うっとりするほど綺麗でした。

岩手から来たという若い女の子が「富士山が見られるなんて しあわせだ~」と素朴な東北弁で語ってくれました。あさ 新幹線で来たのだそうです。

リス 二態

また びっくりしました。
リスが多いのです。人に慣れていて寄ってくるのですよ。媚びるように!
わたしは食べ物は持っていなかったので、顔をみて「ダメだ」っと判断すると、去ってゆきましたが、野良猫とおんなじです。ハトと一緒に寄ってきました。ここでは、食事は止めましょう!それと、リスに手渡しでエサ与えると手をカジられてしまうのでご注意を!
本当は鎌倉はリスだのアライグマなど増えて困っているのですね。エサをあげないようにと言われていますが、あのかわいい顔で媚びられたら、持っていたらあげたくなってしまうのは仕方ないかも。(みんなそういう気持ちであげてしまって、ふえ続けてしまうのでしょう)

この稲村ガ崎はちょっと幹線道路をはさんで離れているので、住宅街へは行かないと思いますが、リスは、浄智寺とかハイキングコースでよく出会います。