鎌倉好き集まれ!もくれんさんの鎌倉リポート・第24号(2003年6月28日)

雨に似合う花たち・・・2

つゆくさ   道端

ツユクサ ; 【露草】 別名 ツキクサ(月草)

花言葉  ; なつかしい関係

● エピソードといわれ
 日本では、古代、この花の汁で布を染めました。道端に咲く小さな花びらを、軽く押しただけでも、青い色が指先に残ります。また、コップの水にツユクサの花をつけ、何度も絞ると美しい青色の色水がでます。小さい頃は、そんな色遊びもやりました。
「なつかしい関係」という花言葉も、この花が郷愁を誘うからかもしれません。別名の「ツキクサ(月草)」は「着き草」から転じた名前だといわれています。衣に色が着く草という意味です。

マルバハギ  長寿寺脇

亀ヶ谷への長寿寺の脇に、もうハギの花が咲いていました。

はぎ  ; 【萩】
花言葉 ;  もの思い 内気

 凛と伸ばした背中のままで あなたは立ち止まる
 半透明にやってくる恋の予感に 眉をひそめるようにして

 あの娘を好きにならないで 私なら ここよ

 だけどあなたは三歩進む また私から三歩離れる

 そして背中でもの思い              
                          道行 めぐ

 ハンゲショウ   海蔵寺



 ハンゲショウ ; 【半化粧】【半夏生】 カタシロクサ(片白草)

半夏生(7月初旬)のころ白い葉をつけるからとも、葉の下半分が白くなることから半分化粧とも書き、カタシログサ(片白草)とも呼ぶ。
花が終わると再び淡緑色になる。

 海蔵寺 山門は ?

山門がない!! エー!

前に行ったとき、海蔵寺の山門が工事中でした。てっきり痛んだ所の補修工事だと思っていたのですが、今回行って見てびっくりしました。
なんと、何と 山門が無くなってしまっていましたよ。

なんか 寂しい景色になってしまいました。路地を歩いていって、海蔵寺の山門が見えるところの景色がとっても素敵だったのに・・・

以前の山門のある景色と比べてみました。
上が 現在。 下が山門があった頃。

 海蔵寺

がっかりしての帰り道 海蔵寺境内の通路にこのように堂々と三脚を立てて通路をふさいでいるおっさん達がいました。一人ならとも角3人くらい、大きな三脚を一人ずつ立てて、道をふさいで通れなくなっているにもかかわらず、ご自分達の世界にどっぷりと浸かって、人が歩いてこようがおかまいなし。、避けようともしないで、道をふさいで平気の平座の人達。

近頃のカメラマン? と言えるかどうか、趣味でアマチュアのなりたてのカメラ道楽者のこんな光景が鎌倉のお寺のいたるところで見受けます。
    「あんただけのお寺じゃないんだよ!」