鎌倉好き集まれ!女将さんの鎌倉リポート・第31号(2006年8月18日)

長谷の小径 「海への小径」

土用波が立ってクラゲが出没し始めると海水浴シーズンは終盤を迎えます。

でも 「今はもう秋 誰もいない海~♪♪♪」

なんていう歌詞が似合わないのが鎌倉の海です。

サーフィンなどマリンスポーツをする人
朝夕に散歩をする人と犬
ビーチコーミングをする人
波打ち際で波と戯れる若者
肩を寄せ合い海を眺めながら語り合うアベック・・・

と、鎌倉の海岸は悪天候以外は「年中無休」

立派な門構えの古民家(写真は海側から撮影)

鎌倉には無数の小径があります。

観光客で賑わう大通りをちょっと逸れると、喧噪が嘘のような静かな空気が漂う細い道

長谷のお気に入りの小径は「海への道」

長谷の消防署の前にある小さな洋装屋さん
品の良いお婆ちゃまが黒いミシンを慣れた手つきで操っているのが見えます。

ここが海への起点

あっ!ジャニーズ系の車夫の人力車が!
若い女性が二人乗っているせいか妙に張り切っています♪

「有難う御座います」と道を譲ったお礼が大声で届く

軽く会釈して、先に行くとしましょう。

昔から変わらず佇んでいる竹垣のある民家があります。

こんな鎌倉の景観も残念ながら少しずつ減りつつあるので、しっかりと目に焼き付けて・・・



そして、人一人が通れる位の江ノ電の踏切を渡り

何故かくねくねと曲がっている小径を進むと

もうかなり磯の香りが強くなって「海近し!」と感じます。

小さな踏切(写真は海側から撮影)

栄橋

この橋の下は稲瀬川

海に近いので時々カニを目撃する事も♪

この橋を渡ると目の前に鎌倉の海が広がります。

その向こうには視界が良ければ大島も望めます。

その前にR134を渡らないと・・・

あ~慌てない 慌てない

「横断歩道を渡りましょう♪」