鎌倉好き集まれ!poko fukuokaさんの鎌倉リポート・第96号(2012年6月1日)

ビブリア古書店を探して

ビブリア古書店の捜索途中 喫茶店で

ビブリア古書店は この辺にあるはず

「ビブリア古書堂の事件手帖 三上延著」発行アスキー・メディワークス\590
をご存じでしょうか。
2012年本屋大賞にノミネートされた文庫本です。
現在続きの(2)\530も出ています

北鎌倉に ある古書店が舞台になる、ミステリー小説です。
もちろん小説ですから、登場人物、北鎌倉にビブリア古書店はありませんが、登場する古書は実在するものです。
地名、寺院などは実在する物ですが、他の、施設、店舗などは架空のものですが、モデルが実在するのが、わかります。

ちょつと その辺が面白いので、実際に探してみました。

この小説は、中の登場人物の五浦大輔の語りとして話が進んでいく。

P5
「山の中腹にある高校」
北鎌倉駅から山の中腹といえば、県立大船高校です。
ちなみに著者の三上延さんの出身校です。

P7
「ビブリア古書店」
北鎌倉駅のホームの隣にある路地に有ることになっています。
もちろん実在しません。
P36
「大船総合病院」
五浦大輔がビブリア古書店に祖母の遺品の本の鑑定をしてもらうために行くのだが、その時、若き美人店長、筱川栞子が入院している。
病院名を少しかえてあります。

小袋谷交差点

P106
「小袋谷」こぶくろや
ビブリア古書店に時々 本を売りに来る、志田が この交差点の1つ先信号の交差点で同業者と交換するとき本が盗まれる。
ここ行ってみたのですが、どうも本文と周りの感じが違う、もちろん小袋谷は実在の場所ですが架空の場所を作ったみたいですが、そこに24時間営業の本屋があるのは、著者のイタズラか、店内の平台には ビブリア古書店事件手帖がありました。
ここから「ビブリア古書堂の事件手帖2」です

鍛冶屋の看板

2-P6
「北鎌倉にある鍛冶屋」
ビブリア古書店の看板を作ってもらった
鍛冶屋 北鎌倉駅から大船方向に歩くとありました。
いやあビックリ。

2-P32
「島野書店」
名前はちょと変えてますが有りますね。

ビブリア古書店店長筱川栞子は、小学生の頃から北鎌倉から自転車に乗って若宮大路まで通った事になっている。
ちなみに大船にも支店が有って そちらも本の並べ方が違うとかで、こちらも行っていたと、書いてあるのですが、こちらは数年前、閉店しています。

店内に入ってみると、平台に もちろん 「ビブリア古書堂の事件手帖」は置かれていますし、
「当店が出てます」のボードも有ります。
2-P148
「手広に ある新古書店」
本文の中でビブリア古書店で値段が付かない本を新古書店に持ち込めば、値段が、付くかもしれないと栞子さんが言ってます。

もちろん有ります、バス停は手広でなく、隣の八反目(はため)の前。
店内を探すと「ビブリア古書堂の事件手帖」は有りましたが、「当店が出てます」のボードは無いです。

 6月1日「ビブリア古書堂の事件手帖」を持って歩いたのですが、最後に登場しませんが、藤沢の有隣堂に行ったのですが、そこに置かれた有隣堂の小冊子に「ビブリア古書堂の事件手帖」著者 三上延さんが文章が載っている、
9歳から藤沢に住んで、藤沢の有隣堂に来たようだ。現在は都内に住んでいるが都内に有隣堂が無いのが残念とか。

それから「ビブリア古書堂の事件手帖(3)」が、
6月23日に出るとかボードが有りました。