鎌倉好き集まれ!りんしゅうさんの鎌倉リポート・第8号(2005年8月12日)

勝の橋

昭和30年ごろの「勝の橋」

寿福寺門前のT字路にかつて鎌倉十橋のひとつ、
「勝の橋」が架かっていました。
画像は昭和30年ごろの橋の様子です。

江戸時代初期に英勝寺の開基、
英勝院(お勝の方)が架けた橋だといいます。
もちろんそれ以前からもここには橋が架かっていたはずですが、高名な英勝院が改修したためにその名がつけられたのでしょう。
それ以前はどんな名前だったのかわかりません。

今は橋はありません

現在の様子です。
川が暗渠になって、橋は消滅してしまっています。

黄色いラインあたりに橋はありました。

「勝の橋」の石碑

寿福寺側の道端に
鎌倉保勝会の建てた橋の石碑があります。

あまり目立たないので気づかない人も多いかと思います。

のっぺらぼうの石柱

ところで鎌倉保勝会の石碑の脇に
高さ1.5mくらいの石柱が建っていることを知っている人はどれくらいいるでしょうか。
表にも裏にも何も彫られていないのっぺらぼうの石柱です。

前から
「これなんだろう?」と不思議に思ってたんですが、
一番上の昭和30年代の画像を見つけたときに
思わず「ああああーっ!」と叫んでしまったのでした・・・

さて私はなぜ叫んでしまったのでしょうかw