鎌倉好き集まれ!ロビン・レインボーさんの鎌倉リポート・第65号(2011年4月10日)

妙本寺で枝垂れ桜と海棠の協奏曲を

 妙本寺の山門は修復中ですが、シートを掛けられた山門の脇から入ると、本堂の左手に見事な枝垂れ桜と海棠の花が濃淡のピンク色の協奏曲を奏でているのに驚かされます。右手にある柵の中の海棠もなかなかのものです。山門の前にある凌霄花(ノウゼンカズラ)は太い蔓だけの姿ですが、夏季の輝かしいオレンジ色の花を想像させてくれます。

 小ぶりなツツジの花も赤、ピンク、紫と色とりどりで、シャガの花も優雅な模様を見せます。頭上に咲き誇る樹の花も、足元を飾る草花も春爛漫を感じさせています。まだ、参拝客にはマスクをした人がいますが、そろそろ杉花粉は下火になって来たのでしょうか?

 海棠はまだ五分咲きくらいなので、来週末には満開になっているでしょう。