鎌倉好き集まれ!殿さんの鎌倉リポート・第84号(2014年5月22日)

春薔薇が咲く_旧華頂宮邸

浄明寺__旧華頂宮邸(きゅうかちょうのみやてい)_庭園

昭和4年(1929年)華頂博信 侯爵邸として建設。
華頂夫妻が住まわれた後、所有者がたびたび代わり、平成8年5月に鎌倉市が取得。
平成18年4月に景観重要建築物に指定。
戦前の神奈川県内の洋風住宅建築としては、鎌倉文学館(旧前田侯爵別邸)に次ぐ大規模なもの。
平成18年6月、文化審議会(文化庁)で、国登録有形文化財(建造物)に登録することが答申。

旧華頂宮邸の薔薇は、鎌倉文学館のばら園のような、にぎやかさはありませんが、
手入れの行き届いた庭園に、春薔薇それぞれが存在感をもって咲いています。

訪れる人も多くはなく、ゆっくりと鑑賞できます。