鎌倉好き集まれ!つなさんの鎌倉リポート・第15号(2007年12月6日)

江戸川乱歩 『盲獣』

由比ガ浜駅の看板です。

今回は江戸川乱歩『盲獣』です。

日本のミステリ界を語る上で欠かすことのできない
江戸川乱歩の作品にも鎌倉は出てきます。
この『盲獣』という作品には
名探偵・明智小五郎はでてきませんが、
不気味な謎の盲人の紳士が、
次々と美女を狙っていくという物語で
第3の殺人事件が由比ヶ浜でおこってしまいます。

そこで今日は由比ヶ浜を訪ねてみることにしました。
一応、これでも文学に関することを
ここでは書いているので、
今回は鎌倉ゆかりの文学資料が集められている
鎌倉文学館に行ってみました。


文学館までの道では
頭上には鮮やかな紅葉が出迎えてくれました。

赤というより朱という色でした。

館の周りにも少しだけ紅葉が。

海を見つめる裸像も
うららかな日を浴びて気持よさそうでした。


受付の方から、庭園の花が綺麗だといわれたので
早速、見に行ってみることにしました。
庭園の薔薇も少しだけ咲いていました。

たくさん咲いている薔薇も綺麗ですが、
一輪の薔薇もけなげでかわいらしいです。

「静の舞」という名前の薔薇。

皇帝ダリヤも満開でした。

背の高い皇帝ダリヤも綺麗に咲いていました。


この時期の楽しみは紅葉だけではないようです。