鎌倉好き集まれ!つなさんの鎌倉リポート・第7号(2006年6月18日)

殊能将之 『鏡の中は日曜日』

開山時間前にお寺につくと、猫ちゃんがお出迎え。

今回は殊能将之の『鏡の中は日曜日』を選びました。

この時期は紫陽花を扱ったミステリ作品にしようと思ったのですが、
今回撮った写真がイマイチでしたので、またの機会にいたします。

『鏡の中は日曜日』の舞台は浄明寺に建つ
「梵貝荘」という奇妙な館。
この館で14年前に残虐な殺人事件がおきたのですが、
その事件の再調査を依頼された探偵が、
屋敷に向かうと、そこでまたもや・・・。

という本格ミステリ作品です。

そこで、浄妙寺を訪ねることにしました。
バス停や住所は「浄明寺」。

寺院の名前は「浄妙寺」。

町名にお寺の名前をつけるのは畏れ多いから
一字変えたというエピソードも
この作品には書かれています。

その浄妙寺も駅から離れているので、
それほど混まないだろうと思いきや、
開山時間が過ぎると、続々と参拝客の方々が訪れます。

さぁ、こちらでの紫陽花は、どんな具合でしょうか。

御本堂近くの紫陽花は、これが精一杯。

ガーデン前もイマイチ。
バス停近くの駐車場に飾られる写真とは、
全く別の場所のようです。

ご本堂の奥にある石窯ガーデンテラスへ行ってみると、


あらら、・・・イマイチ。


きれいに咲く紫陽花があまり見られません。
お店の方に訪ねてみると、今年はどうしたのかしらと
不思議がっていらっしゃいました。

前回も藤やツツジがイマイチだったところをみると、
もしかしたら、わたしと草花の相性が悪いのでしょうか?
ご本堂の隅に、花菖蒲はチョコリと咲いていましたが、
紫陽花はまだまだ先なのかもしれませんね。


わたしも猫もしょんぼりでした。

ちなみに写真撮影日は6月17日です。

まだ咲かぬ紫陽花に
猫のモモちゃんもションボリ。