鎌倉好き集まれ!わびすけ☆さんの鎌倉リポート・第143号(2007年2月12日)

☆紅白のしだれ梅、鎌倉方面

梅咲く、常立寺(2月12日)。

◆梅咲く、常立寺

三連休の最終日。やっと鎌倉に行くチャンス到来。
例年になく”しだれ梅”の開花が早いとの風の便りが届きましたので、見に行ってきました。

江ノ電の窓から富士山を見ながら、今日の目的は”観梅”ということで直行しました。
山門の前からもう梅の花が咲いていますね。すでに境内は、カメラマンがいっぱいでした。
常立寺は、江ノ電の駅で配布されている「江ノ電沿線 梅花まっぷ」に紹介されています。
◆紅白のしだれ梅、常立寺

境内の本堂前には、白梅(想いのまま)、紅梅、薄紅梅、青軸(中心部が薄緑色)の4種類のしだれ梅が並んでいます。
今は、白梅(想いのまま)と紅梅、薄紅梅が咲いていました。
青軸は、まだ蕾でしたよ。
見る角度によってずいぶんイメージが変わりますが、花のボリュームが感じられるのはこのポイントです。隣に紅梅もあってバランスがいいでしょ。

紅白のしだれ梅、常立寺(2月3日)

紅白しだれ梅アップ、常立寺(2月12日)

◆紅白しだれ梅アップ、常立寺

ちょっとアップで!

枝ぶりが確認できるでしょう。古木ですので、曲がりくねって年代を感じる枝も合わせてみると迫力が一層です。
バックに紅梅の木がありますんで、隙間を埋めてくれています。

白梅は今が満開ですね。少しずつ花びらが散っていました。(メジロのいたずらも有)
◆紅白しだれ梅、更にアップ

バックに紅梅を控えさせて、華麗に咲き誇る白梅。

紅白の色合いが気持ちを高揚させてくれます。日本人だけでしょうかね。
でも、お見事です!

紅白しだれ梅更にアップ、常立寺(2月12日)

紅白しだれ梅、常立寺(2月12日)

◆紅白しだれ梅、常立寺

端を撮影すると”しだれ梅”を実感できますね。
真ん中で紅白のしだれ梅が仲良く混ざり合っています。
◆しだれ梅、宝戒寺

鎌倉駅に戻って、しだれ梅の名所”宝戒寺”を訪れました。
下見のつもりでしたが、もう十分咲いていました。
常立寺以上に迫力がありますね。
ぽっかりとした浮雲が、白梅の木に寄りそっていました。白さ比べでしょうかね。

手前の”想いのまま”もそろそろ咲き始めていましたよ。

しだれ梅、宝戒寺(2月12日)

今日のおまけ。(2月12日)

今日は、菜の花が大好きだった、司馬遼太郎の菜の花忌。

この一年間、鎌倉散策の移動中に司馬遼太郎の歴史物を読み直し、ますますファンになりました。
今読んでいる、司馬遼太郎の遺産”街道をゆく”の42巻 「三浦半島記」には、鎌倉も登場しますよ。
(写真は、2/4に撮影した、吾妻山の菜の花)

-おしまい-