鎌倉好き集まれ!わびすけ☆さんの鎌倉リポート・第370号(2008年5月24日)

☆風薫り、山紫陽花も七変化、光則寺!

◆両性花が咲きだした、山紫陽花!

◇雅、鳥取/大山

◇伊予の薄墨、愛媛

先週紹介した山紫陽花のその後の様子をレポートします。
光則寺境内の参道脇には、ズラッと山紫陽花が並び花がさらに咲いてきました。山紫陽花は、全国の山間の谷間や林床に観られる野生の花です。花の色が日々変わってくるので、七変化とも呼ばれます。
周辺で、大きな花びらに見えるのは、実はがく片が花弁化した装飾花。中心にいっぱい集まっているのが本来の花(両性花)だそうです。この両性花が咲きだし、しべも育ってきましたね。
一般の紫陽花は、装飾花ばかりになっているので、山紫陽花や額紫陽花だけ、この両性花を楽しむことができます。
皆さんも、もう一歩近づいて、この両性花を観ていただくとかわいい花に出会えますよ。

◇今日の境内、光則寺!

◇ヤマアジサイとサツキの花!

◆八重の花も舞いだしましたね、山紫陽花!

◇乙女の舞、徳島

◇剣の舞、徳島

山紫陽花の名前に”舞”とつく花が多くあります。
八重咲きの装飾花が、かざぐるまのように風に舞っているように見えますね。
一部だけですが、”七変化の花の舞”をご覧下さい。

☆額の花夕雲も翔ぶかたちせり(矢島 渚男)

最後の写真は、境内にいる孔雀君。
保育園児に大人気です。今日は、ちょっぴりポーズを決めて、遠くを眺めていました。きっと大空を自由に飛びたいと思っているのではないでしょうかね。

~おしまい~

◇東雲、京都

◇美方八重、兵庫

◇ヤマアジサイの艶姿!

◇孔雀も飛びたいんでしょうね。