明治11年(1878)生まれの鏑木清方は、西洋文化の影響を受けた新しい風俗や絵画表現に目を向けながら、浮世絵に見られる江戸時代の女性美を研究し、清らかで優美な艶と品格を兼ね備えた独自の風俗美人画という画風を確立しました。そんな清方の画塾、象外画塾には多くの門下生が集うようになり、大正4年(1915)、彼らにより「郷士会」が結成され、展覧会も開かれました。大正から昭和にかけ、会の活動を通し伊東深水、寺島紫明、山川秀峰ら多くの弟子たちが、清方の美の精神を受け継ぎ、それぞれの道を切り拓いていきました。本企画展では、清方の美人画のほか、清方夫妻の結婚50周年を祝って弟子たちから贈られた寄せ描きや、家族とともに弟子たちの姿が描かれた絵日記など、清方と弟子たちとの交流と、受け継がれていった風俗美人画の美をご紹介します。
【開館時間】午前9時〜午後5時 (入館は午後4時30分まで) 【休 館 日】毎週月曜日(9月16日(月・祝)、23日(月・祝)、10月14日(月・祝)は開館)、9月17日(火)、24日(火)、10月15日(火) 【観 覧 料】一般200円(140円)小・中学生100円(70円) ※( )内は20名以上の団体料金 市内に在住の65歳以上の方、市内に在住・在学の小・中学生は無料 【展示解説】9月14日・28日、10月12日の土曜日 午後1時30分から 【交通案内】 JR横須賀線・江ノ電「鎌倉駅」下車、小町通りを北に徒歩7分左折 【HP】トップ:http://www.kamakura-arts.or.jp/kaburaki/ 展覧会情報:http://www.kamakura-arts.or.jp/kaburaki/exhibition/index.html 【基本情報】鎌倉市鏑木清方記念美術館 TEL:0467-23-6405 FAX:0467-23-6407 〒248-0005 神奈川県鎌倉市雪ノ下1-5-25

【投稿者:鎌倉市鏑木清方記念美術館】 管理No.101020
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