鎌倉好き集まれ!鎌倉ほいほいさんの鎌倉リポート・第98号(2011年9月12日)

鎌倉 『夏』 散歩 9月12日 鎌倉 妙本寺 龍口法難会(りゅうこうほうなんえ)、祝!完成「二天門」

◇妙本寺の龍口法難会(りゅうこうほうなんえ)◇

 さて妙本寺です。比企能員(ひき よしかず)の屋敷跡に建てられた寺だそうです。日蓮に「にぎり飯」を差し出した桟敷の尼は、比企能員の妻の妹だったとも伝えられているそうです。
 9月12日、ここでも龍口法難会(りゅうこうほうなんえ)と言う事で、この日1日のみ、祖師堂が特別に開帳されます。それでは、ご覧下さい。

◇祝!完成 二天門◇

 暫く、工事中でした「二天門」が、やっと完成しました。お詣りするたびに写真は撮るものの、何時も工事中でした。当時の色を忠実に復元したそうです。二天門というのは、仏教の守護神である四天王のうち、持国天と多聞天(毘沙門天)を安置していることから、呼ばれているそうです。右側に持国天、左側に多聞天が安置されています。まだ、色鮮やかな棟には、ビニールがついていましたが、雰囲気だけは、味わえます。ほどなく、外されることでしょう。
 それにしても、朱の色が、素晴らしいの一言です。暫し、ご覧を!

◇ご開帳の祖師堂から続く「お手綱」◇

 「お手綱」が、祖師堂正面に立てられた供養塔につなげられ、その供養塔には、色鮮やかな「赤色」「水色」「黄色」の綱も付いておりました。ご開帳された祖師堂の中は、黄金に光輝いており荘厳な雰囲気が漂ってました。本日は、御朱印もこの祖師堂で頂け、お寺の方が控えておりました。そこで「龍口法難会」にまつわる有難いお話をして頂きました。

◇鐘楼もお色直し◇

 鐘楼も二天門、同様にお色直しが、進められていました。妙本寺を出て次は、「ぼたもち寺」の「常栄寺」へ向かいます。
 鎌倉『夏』散歩続く。