鎌倉好き集まれ!えりぃさんの鎌倉リポート・第11号(2005年4月26日)

続 途中下車の鎌倉 

四季折々の衣を纏う。。花の寺
「光則寺」

江ノ電に乗って長谷へ・・
人々が向かう先は長谷観音。
こちらも拝観時間が17時半までと比較的遅くまで大丈夫。
私が降り立ったのは16時過ぎだったのだけれど
今回はその人の流れから路地を入って光則寺へ。

花のお寺として知られるここは
どの季節に訪れても花が咲いている。
有名な海棠の古木は盛りを過ぎていたけれど
今は各種のツツジ、小手毬、大手毬など・・
小さな花もたくさん咲いていた。
どの花にもちゃんと名前の札が掛けられている。

夕暮れの風景に遠い日を重ねる・・
「光則寺 本堂の外回廊」




誰も居ない境内で
ここに座ってお庭を眺めていると
ずっと昔・・
縁側に座って眺めた夕暮れの風景を思い出す。

拝観は日没まで。。



「権五郎神社」と書かれた道標を目印に路地を曲がると
日差しが影を潜めて夕方の風がサーっと吹きすぎていく。

昔、関東で活躍した平氏出身の5つの家の祖霊を祀り
「五霊神社」だったという説もあるが
今は梶原権五郎景政を祀る神社となっている。

ざわざわと風に揺れる木々の囁きが聞こえたような気がした。。「御霊神社」



鳥居の向こうは江ノ電の踏み切り。
この鳥居をくぐるためだけに踏み切りを渡る・・。

拝観時間は17時までとなっています。
私はギリギリだったかな。

薄暗い境内に人影はない・・心静かにお参りをする
「御霊神社 鳥居と江ノ電の踏み切り」 

誰かの御宅を訪問するかのような・・気軽さで・・
「収玄寺」


長谷駅へと向かう途中
道路に面した収玄寺に立ち寄ってみる。

鎌倉武士 四条金吾の屋敷跡に建てられたというだけあって
どこかの御宅のお庭を拝見しているといった感じ。
所狭しと植えられた花や木・・
鉢植えの花などもあって身近な感じがしました。


拝観は日没まで。。

長谷から鎌倉に戻り帰りの電車を待つホームに
何処からか歌声が・・・。
線路脇の ソンベカフェでライブが始まったところでした。

鎌倉の楽しみは日没後にもたくさんあるようです。