ほぼ週刊鎌倉新聞2008年8月29日(金)

ぶらり、寿福寺

横須賀線線路・向こうは鎌倉駅です

人二人分くらいの小さな踏切

そこから北鎌倉方面へ向かうと、木々の奥に寿福寺が見えてきます

雨上がりで緑がしっとり

こちらはとても小さな花を付けています

アスパラガスでしょうか

参道が続きます

仏殿

屋根に笹リンドウが

参道にはタマスダレがお行儀よく並んでいました

ハギ・花が咲くまではもう少しのようです

振り返ると参道にはみずみずしいモミジ

苔も潤っています

夏が通り過ぎていくようです

かつて、頼朝の父・源義朝の旧邸があったこの地に、お茶を飲む習慣を日本に伝えたことで知られる栄西を開山に招いて建立したという寿福寺。
創建当時は七堂伽藍を擁し、多くの塔頭を有した大寺院であったと伝えられています。


中門から奥は非公開ですが、参道をゆっくりと歩き、歴史に想いをめぐらせるのもいいものです。