ほぼ週刊鎌倉新聞2008年11月5日(水)

ひっそり佇む、甘縄神明宮・御霊神社

住宅街のその奥に

甘縄神明宮(あまなわしんめいぐう)

桜の木はすっかり葉を落としていました

替わってツワブキが咲き始めています

ツワブキの漢字表記は「石蕗」

グッと胸を張った狛犬の奥にはサザンカが咲き始めています

しん、と落ち着いた空間

本殿に続く階段下には神輿が納められていました

甘縄神明宮を後に、次は御霊神社へ

由比ガ浜大通りを長谷方面へと進むと、右手に消防署の出張所が見えてきます。
その手前を右に入り、住宅街を奥へ進むとひっそり佇む甘縄神明宮が。

階段を上り、本殿へのお参り後にふと振り返れば、遠く由比ガ浜の海がきらきらと光ります。

階段のたもとでは、納められた神輿をガラス越しに目にすることができます。

甘縄神明宮を後に、もう少し歩いて御霊神社へ。

江ノ電沿線

御霊神社(ごりょうじんじゃ)

イチョウは枝先がほんのり色づきはじめています

ここではまだシュウカイドウが美しく咲いていました

小さなイチョウの木も立派に黄葉し始めています

おみくじに紛れてサザンカが

江ノ電線路沿いにはかわいいヒメツルソバも

立派なイチョウが境内を覆う御霊神社。
日がよく当たる枝先の一部分が黄葉していました。
ふと足元に目をやれば、ギンナンも転がっています。

御霊神社は江ノ電沿線なので、時折かわいい緑の電車が線路を鳴らしていきます。

小さな境内に鎌倉ならではの時間が流れます。