苔寺とよばれる
日蓮の松葉ケ谷の法難の小庵の跡に、建立されたと寺伝にある。朱塗りの仁王門から法華堂への石段は一面が緑の苔で覆われ、「鎌倉の苔寺」とも呼ばれている。初夏には石段の両脇に白い可憐なシャガ咲き苔とのコントラストが美しい風情を作り出している。
住所 | 大町4-7-4 |
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交通アクセス | JR鎌倉駅東口バス(3)からバス鎌30「大町四ツ角」下車徒歩3分(現在地からのルートを表示 ) |
TEL | 0467-22-5813 |
拝観時間 | 9:30〜16:30(土日のみ) |
拝観不可日 | 12月2週〜3月中旬と7月2週〜9月中旬は土・日・祝のみ開門 |
拝観料 | 300円 |
総門
建長5年(1253)に、鎌倉入りをした日蓮が松葉ヶ谷に草案を結んだ。
のちに対立者のために焼き討ちされた「松葉ヶ谷の法難」の舞台となった地とされる。
境内には、総門、本堂、大覚殿などがあり、仁王門から法華堂へ。
緑濃い石段は苔に覆われ、5月頃には石段の両側が白いシャガの花に包まれる。
本堂
大覚殿
仁王門
朱塗りの仁王門をくぐると「苔の寺」と別名を誇るほどの美しい苔の石段。
※苔の保護のため立ち入りは禁止されています。
法華堂
文化年間に水戸家により建立された法華堂。本尊は日叡上人作の除厄祖師。
松葉谷御小庵跡
大塔宮供養塔
山頂からの眺め
境内には、日叡上人が植えたいわれるソテツや日叡上人とその母南の方の墓もある。