鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第1147号(2013年5月26日)
◇ 笠懸 (かさがけ) 油壺 / 荒井浜海岸
5月26日(日)三浦半島油壺の荒井浜海岸に於いて、道寸祭り「笠懸」が行われました。
笠懸とは : 平安末期から鎌倉、室町時代にかけて流行した流鏑馬 (やぶさめ)、犬追物
(いぬおいもの) と並ぶ我が国三大古弓馬術の一つ。
源頼朝が三浦三崎遊覧の際、笠懸が催され、三浦義澄、和田義盛等、三浦一族は弓上手
として知られていました。 以来、笠懸は三浦一族のお家芸として長く伝えられてきており、
昭和54年 (第1回) に、我が国初めての恒例行事として復活し、本年に至っております。
「三浦市観光案内より」
11:00~三浦一族供養祭、 11:20~和太鼓の演奏、横須賀開国甲冑隊披露、
12:05~立身流兵法の演武と進み、 13;00~14:30頃まで笠懸が行われました。
鶴岡八幡宮の流鏑馬とは少し違い、海岸沿いの湾曲したコースで、行きは流鏑馬と同じ
ような的が二カ所あり、帰りは地面すれすれの低い的が二カ所あり、往復で的を射る事
になります。
行きは流鏑馬と同じように進行左側に的が在りますが、帰りは右側に的が在るので、
低い位置に的が在ることもあり、射手は躰を攀じる様にして矢を射らなければならない
ようでした。 笠懸は女性を含めて10名の武田流の射手の皆さんにより、5名づつ
2班に分かれて行われました。
この日は、夏日のような暑さで、顔や二の腕は真っ赤に焼けてしまい、軽い火傷状態
でした。 おしまい
低い位置に的が在ることもあり、射手は躰を攀じる様にして矢を射らなければならない
ようでした。 笠懸は女性を含めて10名の武田流の射手の皆さんにより、5名づつ
2班に分かれて行われました。
この日は、夏日のような暑さで、顔や二の腕は真っ赤に焼けてしまい、軽い火傷状態
でした。 おしまい