鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第437号(2009年3月29日)

◇ 花の香りに誘われて 枝垂れ桜見頃の光則寺 (こうそくじ)

   【山門前の枝垂れ桜】

                        
                        家の事みんな忘れて花浄土  (南出白妙女)

      彼方此方で桜の花も咲き始めましたね。 何処へ行こうか迷いましたが、長谷地区へ行ってみました。
      何時もは鎌倉駅からは江ノ電を利用するか、歩いて向かうのですが、今日は昨年の10月に2年振りに
      復活したレトロ調のバス 「りんどう号」 に乗ってみました。 真っ赤なボディが一際目を惹きますね。
      鎌倉駅東口⇔長谷大仏前間を運行しています。   料金は ¥170.です。
      ※ 以下の写真は3月29日撮影したものです。

        

   【レトロバスのりんどう号】

   【光則寺参道】

        
     長谷観音前で下車、先ずは 「光則寺」 から覗いてみました。
     8時半頃着きましたが、山門付近は桜が咲き華やいだ雰囲気で、写真を撮る人たちで賑わっていました。
     参道の桜は七分咲きほどでしょうか。 山門前の早咲きの枝垂れ桜の古木は丁度見頃を迎えていました。

   【参道の桜】

   【山門前の枝垂れ桜の古木】

                        
                        一本の桜大樹を庭の心  (松本たかし)

   【枝垂れ桜と辛夷の花の競演】

        
             
               世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし  (在原業平)

   【山門と枝垂れ桜】

   【本堂裏山に咲く山桜】

        

   【土佐水木】

   【山吹の花】

          
              七重八重花は咲けども山吹の実の一つだに無きぞかなしき  (兼明親王)

             弧鞍雨をついて茅茨をたたく 少女為におくる花一枝
                   少女は言わず花語らず 英雄の心緒乱れて糸の如し  (大槻磐渓)

        

   【裏山からの眺め】

                                                       つづく

          訂正とお詫び : 前号436号の円覚寺塔頭 「龍陰庵」 で 「玄海つつじ」 と 「土佐水木」 の
          花の名前が左右間違えてました。  訂正してお詫び致します。