鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第698号(2011年1月2日)
◇ 新春風景 船おろし 坂の下海岸
◇ 大漁旗がはためく船おろし…
まるひと月後れとなりましたが、正月2日は漁師さんの仕事始めでもある「船おろし」が、
江ノ電長谷駅から5分ほどの坂ノ下海岸で行われました。
大漁旗二日の浜の舟おろし (穴水よね子)
浜には大漁旗を掲げた漁船が勢揃いし、刺し子の半纏を羽織った船首さんが、一年の
豊漁と海上での安全を祈願する行事です。
◇ みかんやお菓子が宙を飛び…
午前10:00の合図と共に、船首さんや関係者の皆さんが船上からみかんやお菓子、小銭
などを撒きます。
最初の船が撒き終えると次の船へと見物客も移動します。
みかんは黄金色をしているので、豊漁で黄金が戻って来るようにとの願いを込めて撒かれ
るそうです。
今年はみかんや菓子類、インスタント麺などゲット出来ましたょ。
前後しましたが、船おろしが始まる三時間前に着いてしまいましたが、お陰様で荘厳な
日の出風景を拝むことが出来ました。
長谷駅から江ノ電で稲村ケ崎へ移動。 七里ガ浜では大勢のサーファーが波乗りを
楽しんでいました。
緑の江の島の彼方には、雪を抱いた霊峰富士を拝むことが出来清々しい気分に浸
ることが出来ました。
冬の浪ささくれ立ちて岩を噛む (山田トキヨ)