鎌倉好き集まれ!JUNEさんの鎌倉リポート・第131号(2006年9月14日)
My gut reaction
艶かしいこの花を見るたびに 思う。
この花を咲かせているものは、いったいなんだろう。
たとえどんなに小さな花でも
細い茎を通して、土から なにものかを吸い上げて 咲く。
一途に ただひたすら まっすぐに。
ふと過る
幼い頃に聞いた 『花さき山』(斎藤隆介作)の物語。
この花は、ふもとの村の にんげんが
やさしいことを ひとつ すると ひとつ さく。
おまえのあしもとに 咲いている あかい花、
それは おまえが きのう 咲かせた花だ。
自分のことより ひとのことを思って
涙をいっぱいためて しんぼうすると
そのやさしさと けなげさが
こうして 花になって ...
そうかもしれないな、、、とちょっぴり思った。