鎌倉好き集まれ!JUNEさんの鎌倉リポート・第87号(2005年12月18日)

For a change

   
   
   
   ほんの息抜き。
   束の間の休息。

   
   窓拭き掃除もそこそこに、
   エプロン姿のまま 家を飛び出した午後。
   
   
   
      気がつけば 逃避行かな 冬小路

大巧寺

浮き葉

   
   
   
   澄碧に漂う。
   白い空を見つめてぼんやり。
   
   
   ひとりぼっちのプール。
   小鳥でも、子猫でもいい、、誰か来ないかな…。
   
   
   
      淋しさを 涙を溶かした 年の暮れ
   
   小さな勘違い。
   大きな好奇心。
   
   季節を待たずして。
     
    
   一目だけでも、
   “紅葉”に会いたかったのかも。
    
   
   
      春はどこ? 春はまだかと あわてんぼう
      
      
      
   

チシマヒョウタンボク

落日

       
   いつかきた道。
   そしてこれから過ぎる道。
   
   
   木枯らし吹いて
   カラスが鳴いて
 
   なだめるように踏切の音。
    
   
     
      短日の 灯に恋焦がれ 立ち尽す
      
       
     
     
   家路を急ぐ人々。
   両手に抱えた夢の包み。
   
   日々円満に
   優婉に、、永遠に、、、
       
   不思議な“縁”の重なり。
     
     
    
      クリスマス 白い吐息を 虹色に

裏駅