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JUNEさんの鎌倉リポート No.97(2006年2月19日) |

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 黄梅院
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円覚寺で見つけた しあわせの黄色い《ハンカチ》ならぬ 黄色い《リボン》 黄がよじる まんさくの花の花びらに 春と冬とがまとひつく (長沢美津)
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ひと気のない庵から 何やらガサゴソ物音がする。 ふと振り向くと、 おばあちゃんとお孫さんらしき女の子。 線香に火を点し、静かに合わせる二つの手。 仏前に供えられた小菊の白さが眩しかった。
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 青木の実
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 富陽庵 門前
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木の切株の真ん中に、 小さな石ころがひとつ。 如月の黄昏に 独り 何を想う。
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雨に、風に、雪に耐え、 永い眠りから覚める ほんの少し前。 煙霞不遮梅香 (えんかばいこうをさえぎらず)
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 和敬清寂
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