鎌倉好き集まれ!山田海人さんの鎌倉リポート・第100号(2006年3月3日)

和賀江島

江戸時代の和賀江島の復元想像図

  鎌倉の浜辺に昔の青磁などの陶片が打ちあがるのは

 和賀江島に多くの幕府献上品などを積んだ船が出入り

 していたからでしょうか? 港としての和賀江島は

 鎌倉の浜辺の原点のように思えます。
 和賀江島は鎌倉時代の港湾遺跡で1232年に

築造されました。
 そして、江戸時代の明和年間(1764~72年)

にも第二の盛期を迎えていました。このイラストは

そのころの想像図です。
 毎年 春の大潮には史跡和賀江島を守る

方々が大勢参加して清掃作業が行われています。
  私たち鎌倉のビーチコーマーも清掃作業や

 これまで拾った青磁など貴重な文化遺産を

 参加者の方々に見て頂きました。

 今回 江戸時代の和賀江島の復元想像図を 国土交通省

 東京湾口航路事務所から掲載許可頂きました。