鎌倉好き集まれ!山田海人さんの鎌倉リポート・第131号(2006年5月11日)

エボシガイ

 先週の浜辺には流木などに付着生物である

 エボシガイが付いていました。
 この仲間はバーナクルと呼ばれて

 エボシガイやフジツボなどがいます。

 付着生物の宿命でしょうか 付いたものと

 運命をともにしなければなりません。
 打ちあがったばかりのエボシガイです。

 まだ生きています。柄が長く、プランクトンを

 すくう”つるあし”が出ているものもいます。

 そして殻板がついています。 この仲間は

 脱皮をします。
 付着するものはプラスチックのゴミであったり、

 漂着タネであったり、流木であったり、生き物

 クジラ、ウミガメであったりします。

 いつれも1回付いたら移動できない運命です。
 エボシガイの仲間には、エボシガイ、カルエボシなどがいます。

 専門家になるとエボシガイの大きさで漂着期間が推測できる

 ようです。