鎌倉好き集まれ!山田海人さんの鎌倉リポート・第270号(2007年8月5日)

鎌倉のセミ

ニイニイゼミ

鎌倉の豊かな自然を紹介しています。

なかでもセミはみじかな存在です。

鎌倉の樹木の数だけセミがいるように

思へます。
東の空が明るくなった早朝の4時半ごろ

まずヒグラシが一鳴を放ちます。すると

次々と鳴き始め、大きな合唱が始まります。

ヒグラシ

アブラゼミ

このアブラゼミはこの5種の中では

一番個体数が多いのではないでしょうか?

普段目にする機会も多く、羽化の観察でも

このアブラゼミを観察していました。
ミンミンゼミの鳴き声はけたたましく

更に暑さを感じます。

ミンミンゼミ

ツクツクボウシ

一番遅く出てくるのがツクツクボウシです。

最も小振りな身体の割に大きな鳴き声です。


うるさく鳴いているこれらのセミは皆オス

なんです。メスを求めて鳴いているのですね。

           撮影者 池 英夫