鎌倉好き集まれ!山田海人さんの鎌倉リポート・第40号(2005年9月26日)

浜辺の生き物

波乗り貝は波に乗って移動します

 鎌倉の浜では、潮が満ちてきたり、引いた時に
ナミノコガイ(フジノハナガイ)が波乗りをして
移動しています。 画像のように波に運ばれてきて
波が下がると急いで砂に潜っていきます。

 この様子も”鎌倉名物”かも知れません。
 昔は一杯拾えた「ベニガイ」も相模湾では”絶滅寸前”
のようです。
 鎌倉の海岸で拾えるのは大変珍しいことです。
 サクラガイを拾っていて、後端がくちばし状に伸びて
いたら「ベニガイ」です。ぜひ拾ってください。そして
報告して下さい。 それほど貴重な貝です。

珍しいベニガイが拾えました。

ツメタガイの卵が入ったスナジャワン

 台風の後に砂浜にはこのスナジャワンが幾つも
 落ちていました。
 ツメタガイは二枚貝の天敵です。二枚貝を養殖して
 いる地域では、まず、このスナジャワンを見つけし
 だい拾ってツメタガイを駆除しています。
 たびたび登場していますが美しいカニのハサミです。

今回は大きいハサミで奥歯のハサミでした。じっくり

ご覧下さい。

ガザミのハサミ

イシガニのハサミ

 今度はイシガニのハサミです。

 これもなかなかきれいですね。

 これは前歯ですね。するどく切れます。