トップ鎌倉好き集まれ!KIさんトップ 第110号 


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KIさんの鎌倉リポート No.110(2008年9月26日)


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秋の八幡宮ぼんぼりまつり


今回はぼんぼりまつりを紹介します。

まずは,今を去ること50日前。一足も二足も遅い鶴岡八幡宮のぼんぼりまつりレポートです。今となっては夏の思い出といったところでしょうか。

去る8月6日,夏越の夜。

ぼんぼりまつりは初日から大変にぎわっていました。

夜7時を過ぎ,暗くなると舞殿,そして本殿へと伸びる長い石畳の参道は往来する人で埋め尽くされました。

時間を1時間ほど遡ってぼんぼり点灯の様子から紹介しましょう。



鶴岡八幡宮参道にズラリと並んだぼんぼりの灯(2008年8月6日撮影)

【夏の思い出】 鶴岡八幡宮ぼんぼりまつり



午後4時,蓮花のぼんぼりの脇を行く夏越の舞を終えた巫女さん(2008年8月6日撮影)


二人一組になって順番に明かりをつけます(2008年8月6日撮影)


午後6時,薄暗くなるころ,巫女さんがぼんぼりに灯をともしました。

境内にたくさん並んだぼんぼりを,20人ほどの巫女さんたちがいっせいに手分けして作業を始めます。

ひとつ,ひとつ順番にぼんぼりの中に灯を差し入れる様子は,70年来にわたる鎌倉夏の風物詩。



熱気が漂う舞殿周辺(2008年8月6日撮影)


次々に人の波がつづく舞殿周辺(2008年8月6日撮影)


そして,夜8時をまわりました。

人の波はまだ賑やかにぼんぼりの道を往来していました。

写真は,舞殿をとりまくぼんぼりの列と煙のように流れる人の波。

そして,舞殿では舞踊や演奏が催されていました。

石段にカメラを置いて撮影すこと30分,催し物も終わり,人の往来も次第に途切れ途切れになりました。

午後9時,まだ暑かった夏の夜。

順にぼんぼりの明かりが消されていきました。


【中秋の宴】 平塚八幡宮ぼんぼりまつり



千早を羽織った巫女さんがぼんぼりに灯りをつけます(2008年9月13日撮影)


次第に涼しくなる秋の夕暮れでした(2008年9月13日撮影)


ところ変わって,平塚市の平塚八幡宮。

時も流れて,中秋近づく9月13日,今度はこの平塚八幡宮でぼんぼりまつりがありました。

その様子を紹介しましょう。

午後4時半,まだ明るい平塚八幡宮の境内にはたくさんのぼんぼりが飾られていました。絵柄などはもちろん違いますが,鶴岡八幡宮でのぼんぼりまつりとほぼ同様な趣向でした。

午後5時前,巫女さんが数人。火種の入った木箱を持って登場。

写真のようにぼんぼりに順番に灯りをつけていきます。



十六夜日記のぼんぼりが夕闇に色づきます(2008年9月13日撮影)


次第に色づくぼんぼりに賑わう境内(2008年9月13日撮影)


そして,午後5時半。

すべてのぼんぼりに灯りがつき,写真のような光景に。

境内には夜店も数軒。たくさんの人が焼き鳥や飲み物を手に,ぼんぼりを愛でていました。

夏の頃にはまだ明るいこの時刻,すっかり秋のこの日は足早に暗くなっていきます。





幻想的な裏門の鳥居とぼんぼり(2008年9月13日撮影)


「おわら踊り」もまた初秋の風物詩(2008年9月13日撮影)


あたり一面漆黒になる午後7時。

ぼんぼりは一層,幽玄に樹叢の境内を照らします。

神楽殿では,琴の演奏なども催されていて,境内はなかなかの賑わいぶり。

連休初日とあって,開放的な雰囲気が漂っています。



満月の平塚八幡宮(2008年9月13日撮影)


平塚八幡宮のぼんぼりまつりは夜8時半まで続きました。

午後8時半,満月の下,正門の大鳥居とぼんぼりを前に最後の1枚を撮影。

その直後にぼんぼりは慌しく片付けられていきました。

すっかり夜風が涼しい平塚。


湘南の地において,夏と秋それぞれ彩る二つのぼんぼりまつり。

鶴岡八幡宮での夏のぼんぼりまつりと似ているようで,またちょっと違った趣と季節感を味わえる,平塚八幡宮,秋のぼんぼりまつりでした。


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