鎌倉好き集まれ!KIさんの鎌倉リポート・第112号(2008年10月21日)

『湘南海岸歩き旅』プレイバック1 ~海岸の景色を比べてみよう~

湘南鎌倉の海

秋晴れの湘南海岸公園からはこんなハッキリ富士が見えるんですね、気持ちよさそう~(上)








ビーチサンダルが並ぶ腰越海岸、楽しそうな浜辺です(下)

12月の稲村ガ崎海岸、荒くて寒そうな波です(上)









腰越海岸、穏やかな優しい感じの海です、春先だそうです(下)

これは七里ガ浜だって。北国情緒のススキと夕日です(上)









こっちは朝日、朝の7時前に稲村ガ崎海岸で撮影したんだそうです(下)
夏の材木座海岸、ウィンドサーフィンがいっぱいです(上)









これは由比ガ浜海岸、月明かりかと思ったら夕日なんだって(下)
これもまた材木座海岸で5月ごろに撮影したんだって。帰ってきたところ?それともこれから出発するところ?(上)






これは材木座海岸の隣の厨子マリーナ、ヤシの海のあちらに見えるのは江ノ島?(下)











・・・KIの新妻、あん小でございます。湘南海岸歩き旅プレイバックの前半は、ダンナが独身のころ、湘南海岸歩き旅でひとり撮影して歩いた鎌倉海岸の写真を私が改めて自分の視点で紹介させてもらいました。写真手に「これはどこ?」「これはいつ?」とダンナに教えてもらいながら、まあまあ楽しめて書きました。見ていれば秋に撮影した写真にきれいなものが多く、ダンナも秋は空気が澄んでいて鎌倉の海が一番きれいな季節だと言っています。来月には写真だけじゃなく、実物も見に行く約束なので楽しみです。

鎌倉の海と比べてみよう1 ~西湘南・西湘の海

西日さす辻堂海岸にて(2007年5月撮影)

延々と続く砂浜の大磯海岸(2007年12月撮影)

KIです。ここからは自分が執筆します。
 『湘南海岸歩き旅』プレイバックということで,2006年以降,鎌倉のビーチで撮った写真を紹介したあとは,湘南鎌倉の海岸とその周辺の海岸風景を比較して見ましょう。

まずは,西湘南・西湘の海岸。
 鎌倉の腰越海岸から西へ,江ノ島を左手にさらに海岸沿いを歩くと,ずっとむこうまで砂浜が続いています。この平坦な砂浜は片瀬海岸(藤沢市)から茅ヶ崎,平塚,大磯,二宮へと延々20キロ以上続いています。
 一方,鎌倉の海岸はどうだったかというと, 以下に具体的に示すように岩礁(崖)と砂浜が交互に現れる鎌倉の海岸なのです。

約3キロにわたる材木座・由比ガ浜の砂浜,そして稲村ガ崎の岩礁,そして再び七里ガ浜の砂浜(これまた約3キロ),小動岬の岩礁,そして最後に腰越海岸の砂浜・・・

江ノ島を境界にして東(鎌倉市域)と西(藤沢市以西)では海岸の景観はガラリと変わるわけです。

鎌倉の海と比べてみよう2 ~三浦半島西岸の海

葉山の一色海岸にて(2007年11月撮影)

夕照の荒崎海岸にて(2007年11月撮影)

先ほどは鎌倉とその西に広がる海岸との比較でしたが,鎌倉とその東側(三浦半島)を比較しても,海岸の景観は違っています。



鎌倉市の東端,材木座海岸から逗子市に入ると,岩礁がより険しくなり,次第に海岸沿いに歩いて進めなくなる割合が増えてくるのです。



葉山を過ぎ,秋谷海岸より南になると顕著になります。切り立った岩礁に荒波が打ちつけ,入り江に漁港が密集する,三浦の海。同じ相模湾岸でもマリンスポーツさかんな穏やかな湘南鎌倉の海とは一味も二味も違った海景色になります。








※次回は,農業や漁業のデータも合わせて,相模湾岸と湘南鎌倉の海について比較検討しましょう。









(執筆データ)
・湘南鎌倉の海 ~写真:KI、 文章&編集:あん小
・「鎌倉の海と比べてみよう」の写真・文章及びレポート全体にわたる最終確認(2008.10.21):KI