鎌倉好き集まれ!鎌倉萌之蔵さんの鎌倉リポート・第4号(2005年7月31日)

安部清明って誰?

7月某日、今回はちょっと路線を変更してミステリアスに・・・

北鎌倉駅を下車して鎌倉街道沿いを鎌倉方面に歩いて行くと、横須賀線の踏み切りにぶつかります。
その踏み切りを渡った右側に小さな石碑が立っています。

注意深く見ていないと見過ごしてしまうぐらいの石碑なんですが、その石碑に刻まれた文字を読んでみると・・・

ん? 安部晴明?? ええぇ~っつ!!
なんでこんなところに安部晴明の石碑が??
安部晴明とは平安の京都を舞台に活躍した我が国稀代の陰陽師で・・・なんてお話は
既にミナサマご存知でしょうから、いまさら説明は不要ですネ。
私は京都へも度々訪れており、もちろん晴明神社もよく行く場所のひとつなのですが、
鎌倉と安部晴明の関係などは全く知りませんでした。 時代も違うし???

すぐ隣にあるお店『鎌倉五山』のお店の方にお話を聞いてみましょう。

《お店の方のお話し》
石碑は昔からあるけど、詳しくはわかりません (^^ゞ
んん~ 真相は判らずじまい。平安の都と鎌倉を結ぶ晴明の謎。
安倍晴明は西暦1005年に85歳で天寿を全うしたとされています。
しかし、一度死んだのですが閻魔大王に秘印をもらって生き返ったという逸話もあリます。
鎌倉,閻魔大王と言えば...円応寺??(西暦1250年創建)
謎は深まるばかり。。。

晴明の神秘のパワーのせいか、近くの木の幹にはナゼか蟻の群れがビッシリと。。。

どなたかこの石碑の由来をご存知の方はいらっしゃいませんかぁ???
あっ、石碑の字は "晴明" じゃなくて "清明" だ。。。