鎌倉好き集まれ!女将さんの鎌倉リポート・第9号(2006年3月17日)

長谷の花便り 長谷寺

白木蓮

「眺望と花の寺」と自らもうたっている「長谷寺」

よく手入れされた四季折々の花が何時も目を楽しませてくれますが、
今は一気に春の花が咲いていて心もスキップ♪


入り口を入ると最初に「妙智池」がありその池の周りには、赤や白の梅、葉っぱが目立ってきたけれどまだピンクの花を付けている河津桜、黄色いサンシュ、そして存在感のある白木蓮とが一度に目に飛び込んできます。

(写真は反対側から山門方向を撮っています)


寒緋桜

上境内に行くと階段横で華やかに出迎えてくれたのは
ソメイヨシノより一足お先にと咲いた「寒緋桜」
下向きに釣り鐘型に咲いている姿が何とも可愛い♪

長谷寺には桜の種類も多く

しだれ桜は、春の神様がくしゃみをしたら咲いてしまいそう。
蕾もふっくらとしていました。

大黒堂横に「十月桜」があるのですが、木も高くまばらに花が咲いているので目立ちませんが、越冬して花を付けている健気な桜。

そして一番咲くのを楽しみに待っているのが
長谷寺の裏の「山桜」

脇役の若葉の緑と相まって春色のグラデーションを見せてくれます。



馬酔木

馬酔木(アセビ)は
枝葉に「アセチボン」という有毒物質を含んでいるそうで、馬が食べると酔っぱらって足がなえてしまうそうなんですが・・・

山門脇に白とピンクの小さな釣り鐘型の花が鈴なりに。



こ~んなに春の花が咲き揃う年は珍しいですね♪

桜の代表選手のソメイヨシノが顔を揃えるのも後少し
またまた楽しみです♪