鎌倉好き集まれ!スー・さんの鎌倉リポート・第1号(2002年10月5日)

10月の鎌倉散歩

報国寺です。

今回は 初めて訪問したお寺がありました。
報国寺です。こじんまりしたお寺ですが、人もまばらにいますし、
まずはご挨拶に、お賽銭を。
いつもこんな感じで、いきあたりばったりな鎌倉散歩を楽しんでいます。

十月桜

10月に咲く桜があるんですね~。とても可憐で、桜とは知らなかったので、
(あれ?もしかしてこれは 桜に似てる?)などと思って眺めていたら、
木にぶら下がっていました。その名も 「十月桜」
皆さんもやはり 足を止めてカメラに収めていました。

綺麗・・・

入り口をまず入ったところにあった、綺麗な像・・・
まず通りすぎてお参りしてから、出るときにもう一度ゆっくりと
近くまで寄ってしまいました。真っ白で すばらしい。
観音様なのかな・・・心の中で撮らせてくださいね~とお願いしながら
シャッターを押しました。こんなに真っ白で綺麗なのって、他に見たことないかもしれません。
こじんまりした中にも、見所はたくさんです。皆さんも探してみてください。

川喜多邸の中です。

北鎌倉から小町通までの、いつもの散歩道で、年に一度ほどの公開日に
偶然めぐりあった、旧川喜多邸。小町までもうすぐといった場所で、
住宅街の片隅にあります。(鎌倉市雪ノ下2丁目、通称窟(イワヤ)小路)
ここに入ったのは初めて。
まず入り口で「若き日のアランドロンの写真を探して見てください」と声をかけられました。
中は昔のままの作りで、江戸末期の作りと言われているそう。
哲学者の和辻哲郎さんという人が、生前練馬区で居住していたものを、川喜多夫妻が
敷地内に移築し、お住まいになっていたもの。
2軒の建物と、立派なお庭があって、通りかかる方々が、沢山見物していました。

タイムスリップしそうな建物・・・

敷地内にある2軒目は2階建てですが、2階部分は入ることができません。
1階の畳の上にあがり、ぼんやり外を眺めていると、なんだか
その頃のことを知らない私にも、その時代の風が吹いているようでした。
川喜多ご夫妻は、映画をこよなく愛し、輸入に宣伝に力を注いだそうです。
日本映画を海外に紹介したり、外国映画を日本に紹介したりと、国際交流に全力を注がれた
そうです。監督さん、俳優さんたちとご一緒の写真も沢山。私が目を引いたのは、やはり
笠智衆さんの写真。にこりと笑っていました。その顔が大好き。
ナスターシャキンスキー、エリザベス・テーラー、黒澤監督や大島渚監督、他にも沢山の
映画界の方達と映ったパネルがありました。こんなチャンスがあったら、
みなさんもぜひ、見学してみてくださいね。

さて、今回の10月の鎌倉散歩は 初めてづくしになりましたとさ。
次回 11月は 紅葉を狙いたいのですが、どうなることやら~。