鎌倉好き集まれ!カメラマンKIDORIさんの鎌倉リポート・第30号(2007年4月15日)

流鏑馬神事(鶴岡八幡宮)

(撮影;2007.04.15)

毎年、春と秋に行われる鎌倉祭りの締めくくりを
飾るのは、恒例の「流鏑馬神事」です。
秋にもご紹介いたしましたが、
春は「武田流」、秋は「小笠原流」です。


流鏑馬道、東鳥居がスタート地点、そこから
3つの的を順に射て行きます。

「武田流」
赤い陣幕に武田菱が鮮やかに染め抜かれていますね。

(撮影;2007.04.15)

新しく建て直された「舞殿」にて神事が
行われております。


伝統的な衣装や神具。
どれをとっても芸術的に美しい。
望遠レンズで一部分だけを切り取るのも
いいですね。

(撮影;2007.04.15)

矢を背負った射手が舞殿の中にシルエット
として浮かび上がります。

こちらは本田正面の階段の途中から撮影
しております。
遠くに大鳥居がうっすらと見えますね。

ちょうど矢が上がったところを狙って
シャッターチャンスにしております。

(撮影;2007.04.15)


神事が終わり、いざ馬場へ!

「矢を天に打ち上げるポーズ・・」

(撮影;2007.04.15)

武田流は、腰を浮かせて乗るスタイル。また、
より実践的な流鏑馬と言われており見ている者も
迫力満点です。

砂埃をあげながら
ものすごいスピードで向かってきます。
その馬上から矢を射るのですから並大抵の事では
ありません。

(撮影;2007.04.15)

臨場感とスピード感を出すために「流し撮り」
と言う技法で撮影します。

馬にあわせてカメラを振りますので背景が
流れたように撮影できます。

矢が的に向かって一直線・・・
瞬間を撮影できました。